こんにちは、スージーです。
暑かった陽射しも、最近は少〜し涼しくなって来ましたね。
昨年は10月頃まで残暑が厳しかったように思いますが、今年はどうなんでしょう？まだまだ暑い日もあると思いますので熱中症には気をつけて下さいね(^_^)
さて、先月名古屋でのセミナーに参加して来たのですが、ネコちゃんの行動についてのセミナーでした。
色々な問題行動に関することを、ネコの性質から考えて改善するというものでした。
その中でも、爪とぎに関する話しを一つ。
ネコちゃんを飼っておられる飼い主様なら、ほとんどの方が経験されていると思うのですが、して欲しくない場所での爪とぎ行動。
爪の手入れやマーキングの意味が多いのですが、それだけではないこともあるようです。
例えば、飼い主さんがお風呂に入っていて、その風呂場の出入口に爪とぎ跡が・・・
この場合は飼い主さんへの「ここに居たよ」アピールの意味があるそうです。そう聞くと、可愛い行動のように思いますが、やっぱり家具を傷つけられるのは困りますよね(^-^;
対処としては、ネコがちょっと不快に思うようなもの、例えばアルミホイルだとか、両面テープでよく爪とぎされる所をカバーする。
そしてそのすぐ近くに好きな素材の爪とぎを用意しておくのです。
そこでしてくれるようになったら、徐々に場所を誘導していく、という方法です。
ここで大事なのは絶対に叱らないこと。
これは他のこと（トイレの失敗など）にも言えるのですが、飼い主さんを困らせてようとしてわざとしているのではなく、何か理由があって、その場所で問題となる行動をしているのかもしれません。
あるいは、トイレの失敗などは病気が疑われることがありますので、よく観察してみることが大切です。
爪とぎに話しが戻りますが、されたくない場所で爪とぎされた時、そこはどんな素材の壁だったのか、垂直にといでいたのか水平にしていたのかも、見てみるといいかもしれません。
ネコちゃんにもこだわりがあります。段ボールが好き、畳っぽいのが好き、立ってバリバリしたい、床に体重をかけてバリバリするのが楽しい子など、色々です。
お家のネコちゃんの爪とぎで悩まれている方、改めて普段どんな爪のとぎ方をしているか、見てみて下さい(^_^)
改善の糸口が見えてくるかもしれません。
