かわうそくんです。
最近、脾臓摘出手術が多いうちの病院。
脾臓は外から診ただけでは、異常がわかりにくい臓器です。何となく食欲や元気がないかも、ということで病院に来院されることが多いです。
確定診断には、超音波検査や血液検査が必要です。血液検査では多くが貧血がみられ、超音波検査では脾臓の腫大がみられます。大きくなった脾臓は、いつ破れて出血するかはわかりません。だから、身体の状態や貧血のレベルにもよりますが、早めに外科手術で脾臓を摘出することになります。
脾臓はなくなっても大丈夫なのか?基本は手術が無事に終われば、普通に生活することができます。
取り出した脾臓は、病理検査に出して、なぜ脾臓が腫大しているのかを調べます。結果によっては、今後抗がん剤の治療が必要になることもあります。
早期発見のためには、ペットのちょっとした変化に気づくことが大切です。
9月の予定をお知らせします。
スタッフの人員不足により、9/5(木)と9/12(木)は、12時までの診察、予約診察のみになります。大変ご迷惑をおかけしますが、ご了承下さい。
暑さがようやくひと段落、でも雨降りが続くとアンニュイな気分。