こんばんは いんちゃんです
昨日からいい天気ですね〜。
外遊び大好きの私には最高の日曜!!だったんですが、昨日は残念ながらお勉強(T▽T)。
中谷とかわうそくんを連れて、福井県獣医師会主催の勉強会に行ってまいりました。
テーマは『猫のリンパ腫』。
身体を守る白血球の一つであるリンパ球の腫瘍、すなわちガンです。
血液のガンなので診断された時点で全身性。
ガンに対する最大の治療法である外科的切除はほとんどの症例で使えません。
ではどうすればよいのか…
我々ができることは根治療法とまではまだいきませんが、今回いくつか大切なことを学びました。
それについてここで書き留められることは限られていますが、まずは敵を知ること。確実な診断!!
・リンパ腫以外の疾患と、しっかり鑑別すること
・タイプによって、使う薬も予後も違う。高分化か低分化型か
・さらに主だる発生部位によって治療法が変わる場合も有り、ステージングをしっかり行うこと
・化学療法についてもっと詳しく(こちらは1月に続きの講習会があり)
また私が獣医になりたてのおよそ20年前とは、主だったリンパ腫のタイプがガラっと変わっているということ。
当たり前だが、ワンコとニャンコでは同じリンパ腫という病名でも治療も予後も腫瘍の動向も全く異なるということ。
そして何より、より正確で有効な診断法治療法を常にアップデートし続けるべきだということ。
まだ“その”ニャンコのために、してあげられることがある。
みさき動物病院スタッフ一同、そうありたいと、願います。
追:楽しかったのはお弁当と昼休みの散歩。
会場の福井県立大学を30分ぐるっと散歩してきました。
特徴的な建物、渡り廊下。
それに恐竜研究学…なんてあるんですねえ。
さすが福井o(^▽^)o
ただ…カメラ、忘れてしまった…残念。