ペットの栄養・・・

ジャッキーです。とうとう12月突入・・・師走です。今週は寒い・・・そして今日は雪です (>_<)

10歳を超えて生きる犬や猫が少なくない今、ペットの健康寿命を考える時代になりました。なかでも毎日の食事から将来の健康に備えることが大切で、健康で長生きしてもらうために欠かせないのが「ペットの栄養学」です。

そもそも市販のペットフードはどのような基準で作られているのか・・・
日本では独特のペットフード研究が行われたいないため、多くのメーカーが米国飼料検査協会(AAFCO)の栄養基準を採用しているそうです。ただ、これは「最低限の基準」という事です。

定められているのは、たんぱく質必須アミノ酸)・脂肪(必須脂肪酸)・炭水化物・ビタミン類・ミネラル類の5大栄養成分と、その構成成分に関する基準、一部の成分を除いてどれだけ含まれていればいいかという最低要求量で、実際にペットフードを製造する際に各栄養素の量や配合、どの原材料を使うかの大部分は各メーカーの判断に任されているので、その事が飼い主さんにとってフード選びの難しさに繋がっているようです。

多くの飼い主さんは「よく食べる」=「いいペットフード」と判断する傾向がありますが、AAFCOの基準をクリアしペットがよく食べるフードであっても栄養バランスがいいとは言い切れません。
若いころは高たんぱくで塩分や脂肪が多いフードを食べてもなかなか問題になりませんが、中高年になって腎臓の機能障害が起こると一気に体調が悪くなります。水面下で起きている腎臓障害を食い止めるには「よく食べる」という目安ではなく、年齢に合った体に負担をかけない適切な栄養補給を考えることが大切です。


違いがわかりにくいペットフードですが、ペットの状況にあった慎重なフード選びを心がけ、健康寿命を保つことにつながるようにしていくのも、飼い主さんの責任の1つになってきています。
なかなか難しくてよくわからないかもしれませんが、すこーしペットの栄養学(とまではいかなくても、栄養・・・くらいでも)をかじってみる事も大事だと思います。


話は全く違いますが、我が家の四代目のワンコも先日無事に1歳を迎えることができました!! まだまだやんちゃに磨きがかかってきています (*^_^*)