時間の流れ

スージーです。

1月ももう半ば、年が明けてもう半月たってしまったのですね(^_^.)
先日成人式もありましたが、私が当院に勤め始めたのはちょうど成人する年のことでした。


あれから10年・・・。いろいろな事があったなぁと、ちょっとしみじみとしてしまいました(>_<)
新人の頃に、当院のパピークラスに通ってくれていた子達が「シニア」の年齢になっているんですよね。

当時と比べて患者さんの数が増えたこともありますが、ペットも高齢の子の割合が多くなってきています。病気の種類も、長生きしてくれたからこそかかる病気もあります。


認知症」もそのひとつで、犬にもあるんです。
例えば、

「夜鳴きするようになった」

「今まで出来ていたのにトイレの失敗が多くなってきた」

「遊んだり甘えたりしなくなる、散歩にい行きたがらなくなる」

「同じ場所をぐるぐる回る」


など・・・上の例はほんの一部ですが、年だから仕方ないか、と思っている行動や様子が実は認知症の可能性のことがあります。

早く気づいて見つけてあげて、予防してあげられるかが治療のポイントです(他の病気もですが)
抗酸化作用のある食事やサプリメントも、早い段階で始められれば効果的です。

体が健康であれば、無理のない適度に散歩に連れ出すのも良いですね。
外の音を聞き、匂いを嗅いだり、草や土などの足の裏からの感触は脳にとっても良い刺激となります。
トイレの場所も、行動範囲に合わせて少しずつ変えてあげると失敗の数も減るかもしれません。


他の病気の可能性をまず除いてからになりますし、なかなか診断もつきにくい病気なのですが、気になる行動が見かけられたら「年だから」とあきらめる前に、一度ご相談くださいね。