こんにちは(^−^)
お正月はいかがお過ごしでしたか?
私は家族がノロウイルスで寝込むなど、少しいつもと違ったお正月になりました。
まだまだノロウイルス、インフルエンザとも流行っていますので、皆さんも気をつけて下さいね。
さて、寒い時期、人ではインフルエンザなど流行しますが、動物で多くなるのが「おしっこに関する病気」です。
犬と猫では病気の仕組みが違うのですが、どちらも症状が進むと尿道や尿管が詰まりおしっこが出なくなってしまいます。
猫では場合によっては尿毒症となり、短期間で亡くなることもある怖い病気です。
原因は様々で、主に犬では尿路の細菌感染、不適切な食事やなりやすい犬種があります。
猫では特発性膀胱炎、食事やストレス、肥満などが上げられます。
写真は実際に当院で手術により摘出した尿石です。それぞれ別々のワンちゃんから摘出したものです。
ストルバイトとシュウ酸カルシウムという種類の尿石で、犬猫ともによく見られる石です。
症状は、何度もトイレに行く、力むが尿が出ない又は時間がかかる、トイレでない所でしてしまう、尿の色がおかしい等…
日頃からよくみておいて、気になる行動があれば様子をみないでなるべく早く受診して頂くことが大切です。
特に猫ちゃん(オス)では尿道が詰まりやすいので、尿が全く出なくなり尿毒症で亡くなる子もいますので注意が必要です。
一度かかると、きちんと治療や食事を守らないと再発しやすい病気でもあります。
年齢にあった食事をあげること、水を飲む量なども、気にかけてあげたいですね(*^_^*)