かわうそくんです。

ビールが美味しい季節になってきました!ま、冬も美味しいんですが。あったかくなると、ますますぐび〜っといけちゃいます。

さて、何故かここ半月の間に多発している、『子宮蓄膿症』という病気。
しかも、みんなかなり状態が悪くなってからのオペ。
若くない犬が多いため、麻酔時間のリスクも考え、手術時間をいかに短く終えるかが重要になります。

『子宮蓄膿症』は字のとおり、子宮に膿が溜まる病気です。
実際の子宮の写真を載せるわけにはいかないので、ヘタクソな絵で表すと,,,


こんな感じで子宮が膿でパンパンになっています。
正常な子宮に比べると、これだけ大きい子宮を取り出すのだから、傷口も、身体の負担もかなり大きくなります。

予防の方法は『避妊手術をする』は、もちろんですが、様子を見過ぎないこと、が大事な気がします。
他の病気の症状によっては、多少様子をみてもいい時もありますが、この病気は様子をみても、自然に治ることはほぼありません。
重症の子の多くは、数日以内に緊急手術になることがほとんどです。
おかしいなと思ったら、早めに診察して検査を受けることが、大切です。