糞で健康チェック

朝晩はぐっと涼しくなりましたが、日中はまだ少し暑いような・・・もう9月ですね。ジャッキーです。


犬の散歩を朝夕と毎日2回しています。基本的には家なり敷地内で用を済ませていくのがマナーのようですが、我が家の犬は最初のトイレ指導を失敗してしまい、ほぼ100%外で・・・散歩の時にしてしまいます。


ちゃんと糞の始末をしている方がほとんどですが、たまにそのまま道の端に残ったままだったり、電柱の足元の陰にあったりします。


マナーと同時に健康管理の面でも重要です。糞からはかなりの情報が得られます。尿に比べて飼主さんでも観察しやすいからです。量や硬さ、色などから様々なことがわかるので、糞を拾うときに状態をよく確認するといいと思います。

まず、わかりやすいのは下痢便で、少し軟らかい程度から水様便、ほとんど液体など・・・一時的で元気も食欲もあるようなら問題はないですが、何日も続いたり血が混じっているようなら早めに受診して検査などをするように。


便の回数が増えたり血が混じるようだと、腸や消化管、腫瘍などが考えられます。また、飼育環境によってはこう虫などの寄生虫が原因であったりします。もう一つ怖いのは、ウィルスによる感染症です。他の犬にもうつるので、慎重な対応が必要です。


犬はあまり便秘にならないようですが、極端に硬かったり回数が少なかったりするときはフードの種類を検討するといいようです。

排便は毎日のことなので、何気ないことでもちょっと気を付けて観察してみるのも、病気だけでなく気がつくことがあるかもしれません。