こんにちは、タニシです。
先月、京都のセミナーに参加してきました。
今日はそこで勉強してきた「猫の犬糸状虫症」のお話です。
犬糸状虫症(フィラリア症)
名前からすると犬の病気というイメージが強いですが、猫にも感染します。
蚊に刺されることで感染してしまうこの病気。
猫に感染すると
咳
嘔吐
呼吸困難
などの様々な症状がみられます。
しかし、第一段階の症状は一過性でそのうち治まってしまうことが多く、飼い主さんも感染に気づかないことがほとんどです。
また、無症状のまま病気が進行してしまう子も2割ほどいます。
糸状虫が成虫になると、血管を詰まらせ、猫が突然死してしまうこともある怖い病気です。
犬に比べて、猫は犬糸状虫に耐性があるため感染しにくいといわれていましたが、ここ最近では6〜7頭に1頭は感染しているとの報告があります。
犬だけでなく、猫にも危険な犬糸状虫症。
犬と同様に、予防がとても大切です。
蚊が出始めた頃(5月)〜蚊がいなくなってから1か月後(11月)まで、毎月1回予防薬をつけましょう。
ノミ・マダニも一緒に予防できます。