かわうそくんです。
写真はパピヨンのスズちゃん。
先日、膝蓋骨脱臼の手術をしました。
犬の膝蓋骨脱臼は、後肢(後ろ足)の膝蓋骨(しつがいこつ:ひざの関節のお皿)が、滑車溝といわれる正常な位置から内外へはずれてしまう(脱臼する)状態をいいます。症状の進行にあわせて様々な症状が見られますが、初期は無症状の場合が多く、進行すると、だんだんと跛行する(患部の足を上げて歩くこと)ことが多くなります。
最近、立て続けにこの手術をしています。
程度は様々ですが、あまり長い間そのままにしておくと、外科は難しくなります。
手術後は軽く固定した生活が続くため、エリザベスカラーをつけた生活になります。
スズちゃんは翌日からジャンプしたりと元気で、あまり痛がることもないようなので、固定が外れるまではレーザー治療に通っています。
術後の1番大切なことは、安静にする、ということ。でも、これがワンちゃんにとっては1番難しいこと。
スズちゃん、早く固定が外れるといいね。