改めて 狂犬病

桜も咲き始め・・・と思ったら緑の葉が出ている桜もちらほらです。ジャッキーです。


犬の狂犬病とは狂犬病ウィルスに感染することで発症する病気です。人獣共通感染症であり、人を含めたすべての哺乳類が感染します。ほぼ100%が死亡する極めて恐ろしい病気です。
特徴的な症状の一つとして「水を恐れる」という項目があり、「恐水症」と呼ばれることもあります。



日本の他、イギリス、オーストラリアなどごく一部の国では国内から駆逐した清浄国となっていますが、キツネ、アライグマ、コウモリなどの間で流行するものが確認されており、その全てが犬猫にも感染することから、いまだに油断できない状態です。


日本では犬が狂犬病に感染したという例は1957年以降報告されていませんが、人の感染例はいくつかあります。
2006年フィリピンで犬にかまれた男性が帰国後発症して死亡しており、さらにその後フィリピンに滞在していた男性がやはり帰国後に発症して同じく死亡しています。


60年も狂犬病の報告がないことや、島国である日本にはなじみのうすい病気、また危険が薄れているようですが、また何時発症してもおかしくないほど、外国との距離はあらゆる面で近づいています。必ず年1回の予防接種をしてください!!
海外に行った場合も、飼われている動物でも触らないようにすることが大事だと思います。


ちなみに、アメリカにいる娘が飼っている猫は、狂犬病の予防接種をしています。