クルシミマス???

メリークリスマス!!
……って遅すぎか(笑)、いんちゃんです。


世間はもうクリスマスカラーはとっくに消失しているわけですが、我が動物病院業界は「クリスマス」は翌日から数日後にピークを迎えます。


そうです。
ワンちゃんの誤食です(T_T)
クリスマスはやっぱり『鳥の骨』が多いですねえ。


誤食の対処法は食べたものにもよりますが一般に、吐かせる、便にでるのを待つ、開腹手術、状況によっては内視鏡で取り出すの4拓になります。


自宅でできる手段は、便にでるのをじっと待つか吐かせるなのですが…


まず鳥の骨の場合、噛んで割れているととがっていることが多く、吐かせるのには向かないことが多いです。
また自宅で吐かせる方法はリスクを伴うこと、承知していただかないといけません。
ネット等でいくつか紹介されていますが、実際のところ、自宅で吐かせたことによる『事故』もけっこう多いのです。


そして便にでるのを待つ方法ですが、こちらは『吐く』『ごはんを食べない』等の症状が出たときにはおそらく『腸閉塞』を起こしている可能性が高くなります。
その場合は、あまり間を置かずに『開腹手術』の選択をしなければなりません。


苦渋の選択ばかりですね。


『鳥骨の誤食』で来られた飼い主さんは、みんな頭を抱えて悩んでいかれます。


そうならないためにも……ってこの記事タイミングが遅いっての!



動物病院的に次に恐ろしいのは2月。
皆さんご存じの通り、犬にチョコは『有毒』です。


ああ、バレンタインなんてなくなればいいのに…。


完全に愚痴ばかりの記事になってしまいましたね。