恒例の…

朝晩日が落ちると寒いっすねえ、いんちゃんです。


前二人のように「今年もあと残り…」なんて言いたくないですが、秋の恒例行事が一つ一つ終わっていくとそう感じずにはいられませんな。


病院の年末ちょい前の恒例行事としては『犬猫のカレンダーの配布』があり、今週初めから配布が始まっています。
ささやかな贈り物ですが、よろしければ使ってください。


ただ数には限りがございますので、品切れ注意です。


個人的には先週末に参加してきた『動物臨床医学会』。
毎年参加している大阪で開催のこの学会が終わると、何かぐっと冬に近づいた印象を持ちます。
大阪は暖かかったですけどね。


今回この学会で特に感じたのは『獣医専門分野化』の流れ。


毎年感じてはいたのですが、一開業医レベルではどうにもできないような治療レベルにどんどん進歩していっています。
心臓外科、尿管ステント、MRI、腹腔鏡…置いていかれないよう、必死にもがいているつもりですが、全然ついていけてません。
獣医師、専門分野の先端では本当にすごいことができるようになっています。


私らにできることは何なのか?


そのひとつとしては、すべての専門分野を取得することは不可能なので、先端で行われていること出来ることを知り、患者さんに提案することなのかもしれません。
自分がすべてをできるようになる必要なんてないわけですから。
こういうの、なかなか一言では語れませんけどね。


そのつながりか、来週はちょっとお休みをいただいて(病院は休みではありません)、その超最先端医療を垣間見に行ってこようと思います。


おそらくどうあがいても自分ができるようになることはない、スーパースペシャルな技術が目の前に広がることでしょう。
詳しくは近日中に病院の待合などでお伝えしたいと思います。


ああ、こう見えて、私意外と緊張するんですよ、こういうの。
痩せてしまいそうです(笑)