誰が払うの?

お盆休みも終わり、夏も終盤に向かいます。
皆様いかがお過ごしですか。
豪雨のニュースを見ると、川の魚や野生動物、野良猫たちはどうしているのだろう、心配でたまらなくなる、いんちゃんです。


さて、今日のテーマは交通事故と診察代金です。
ただ法律の専門家でないので、もしかしたら間違った解釈があるかもしれません。
あらかじめご了承ください。




交通事故で犬が運ばれてきました。
同伴は、飼い主さんとひいてしまった運転手さん。
申し訳なさそうにする運転手さんは、診察代金は自分が払います、と申し出ています。


さてどうでしょう。


ちょいと傷をなおして「ん千円〜1万円ちょい」、こんな軽傷ならなんのトラブルも起こらないでしょう。
たぶん償いを申し出ている運転手さんも、多くはそのくらいのつもりでいるはずです。

でも何日も入院治療をするような重症で、かつその後高額な手術をしなければならない場合、またさらに完治が難しくその後も長期にわたる継続治療が必要になる、そんなケースだってあるわけですよ。


となると、どこまで治療費の面倒見てくれるの?運転手さん。
飼い主さんは、どこまで請求できるのでしょう?


「ひいたんだから、最後まで責任を持て!」、そういう意見もあるでしょう。


ですが、現実の多くはそうではないようです。
高額な治療費を運転手さんに請求し続けることには、いろいろと無理があると思います。


まず日本の法律ではペットはあくまで「物扱い」。
おそらく「器物破損」という状況になるのでしょう。
犬を轢いて逃げても、「ひき逃げ犯」として逮捕までされることはないはずです。


実際、動物は「ひき逃げ」されるケースの方が多いように思いますし。


ということは、動物病院に同伴してくれたり、治療費を支払うと言ってくださっている運転手さんは「動物を傷つけてしまったことを罪に感じて償いたいと感じる」ことができる、人間的に「いい人」なんでしょうね。
そこは理解してあげないといけませんね。


さらに自分はペットの交通事故、運転手の過失は少ない、と思っています。


だって、『交通ルールを守らない動き回る小さなものをいつも見逃さずに、傷つけずに運転すること』って可能ですか?
もちろん、最近よく見かけるスマホやら携帯やらをいじりながら運転する方などは論外ですけどね。こういう場合、運転手は責任を強く感じ、しっかり償っていただきたい!


ではどこに問題があったのか???


車が危険だとわからないペット?
なわけないですよね〜!


交通事故にあうペットの多くは、リードに繋がれていない犬や外で自由に行動している猫、つまり『飼い主の管理から離れているペットたち』。


つまりペットの交通事故の多くは飼い主の管理不行き届き、飼い主の過失なのです。

もちろんすべてではありませんが。
法律でも実際、管理不足いう判断が下されるケースも少なくないようですし、


何より、自分の愛するペットをしっかり守ってあげなくてどうするんですか!


犬はつないで飼いましょう、猫は室内で飼いましょう。


今日のいんちゃんの言いたいこと、結論はここです!