こんにちは!スージーです。
今回はワンちゃんの「骨折」について少しお話ししたいと思います。
どの犬種も小さくて可愛く、人気があるワンちゃん達ですが、実は骨折の多い犬種トップ3でもあります。
そして骨折しやすいのが、1歳になるまでの子犬の時期がほとんどです。
ワンちゃんの性格もありますが、子犬の頃はまだ高いところが怖いと思わなかったり、好奇心旺盛で、よく動きまわります。
人にとっては大したことのない高さでも、小さいワンちゃんにとってはソファーの上も結構な高さになるので、場合によっては骨が折れてしまうこともあります。
あとは、よく飼い主さんが抱っこしていて落とす、飛び降りるなどの事故も大変多いです。
じっとしているのがまだ苦手だったり、抱っこに飽きて急に暴れ出して飼い主さんが対応出来ず、落としてしまうことが多いようです。
小さいお子さんが抱っこしていてうまく抱っこ出来ず、落としてしまうケースも多く見られます。
当院でも年間を通して何件も骨折の整復手術が行われています。
子犬がおうちに来たら、可愛くてたくさん抱っこしたい気持ちは本当によくわかります。
事故を防ぐには、「長く移動する場合などはキャリーを使って移動する」、「普段からリードを付けて歩く練習をする」、「小さいお子さんが抱っこする時は座った状態で抱っこする」など、落とすかもしれないと注意することが大切です。
誤飲・誤食もですが、ちょっとした油断が事故を招きます!
口うるさいお話でしたが、最近子犬を飼われた方、気に留めていただけたら幸いです。