シャンプーのこと

かわうそくんです。そろそろ夏も終わりだと思うのに、この暑さはどうしたものか…

そんな暑さのせいか、病院にも皮膚病で来院するワンちゃんが増えています。耳がかゆい、湿疹ができる、手足をなめる、など症状は様々ですが、飲み薬や塗り薬以外に、おうちでできることが、シャンプーです。
ただし、ちゃんとしたやり方じゃないと、良い皮膚を維持できません。

でも、シャンプーって大変ですよね(T_T)
シャンプー好きなワンちゃんは、あまりいません(^_^;)

そこで、いくつかポイントを抑えてやってみませんか?
1.ワンちゃんの皮膚の構造は非常に薄いため、絶対熱いお湯は使わない、30℃以下のぬるま湯で洗うこと。
2.シャンプーを皮膚にもみ込むように洗ったら、そのまま10分待つこと。→たぶん、これが1番難しいと思いますが、皮膚病が1番ひどい場所(かゆいところ)から先に洗えば、シャンプーが皮膚についている時間を少しでも長くできます。
3.しっかりと乾かすこと。なるべくタオルドライで。どうしても、ドライヤーを使用する場合は、皮膚に刺激を与えないよう熱くない温度で乾かす。

どうでしょう、できそうですか?
言うのは簡単ですが、実際にやる飼い主さんは大変だと思います。

でも、シャンプーの方法次第で、皮膚の状態を良くすることもできるので、ぜひまだ暑い時期はチャレンジしてみてください。
また、使うシャンプーも色んな皮膚の症状によって違いますので、お気軽に病院に相談してください。