子供の話

最近5歳の娘は富士山にこっています。保育園でみんなで富士山をモチーフにした作品を作ったり、富士の歌を歌ったりしているからのようです。
昨日、二人で車に乗っていた時のこと、天気も良く、雪をかぶった立山連峰がとてもきれいに見えました。
娘 「今日もきれいにみえるね、あの・・なんやったけ、日本一の山。」
私 「え!富士山?」
娘 「そうそう、富士山。昨日もきれいにみえてたよ。」
私 「そうか。でもあの山は富士山じゃなくて立山っていうんやで。」
娘 「えーー!!!じゃあ富士山って、おうちのちかくにないの!!?」
私 「たぶんちびまるこちゃんの家の方じゃないかなあ」

しばし沈黙。そっと助手席のほうを見てみると、娘の目に大粒の涙が!
「えっ、どうしたの。何で泣いてるの?」と聞くと、
「富士山、おうちの近くにいてほしかった。ちびまるこちゃん ずるい。」
ずるいっていわれても・・・そんなことで涙をこぼされても・・
と困りながらも、思わず笑ってしまいました。
結局 きれいな立山連峰はおうちの近くにあり、いつもみれるよ、ということで落ち着いたのでした。