久々更新です。

HPがストップしてしまい申し訳ありませんでした。
貧乏神の出る幕のないように、早速更新いたします。
 
 最近院内で購入した本で、「ザ・カルチャークラッシュ」(ジーン・ドナルドソン著)
というイヌの行動学の本があります。(待合室においてある赤い本です。)
イヌの考え方や学び方が、読みやすく(そしてちょっとイジワルに)書いてあり、かなり
楽しんで読んでます。 もちろん、トレーニングのやり方も書いてあり、読んだら自分の犬と トレーニングしたくなること請け合いです。

 私も練習して、ゲンキと是非一緒にやってみたいと思うものがいくつかありました。

まずは かくれんぼ。本ではおもちゃやおやつを家中に隠し、探し出したら褒めるというものが紹介されていました。(もちろん飼い主が隠れてもよいのですが、隠れ場所に困るでしょう ということでした。)ゲンキなら、おやついりおもちゃでやってみようかな?
やったことがないので、どんな反応になるか楽しみです。
 
 次に モッテコイ遊び。これはゲンキには難しいことが多い!
まず、ゲンキのおもちゃの条件は、音が常に鳴るもので、緩やかに転がるもの。
今のお気に入りは猫用のおもちゃの鈴が入ったボール。
2個用意して、そのうち1個を鳴らして転がします。
もちろん飛ぶように追いかけて捕まえます。が、そこからが問題。その場でかかえこみ
ガジガジガジ・・・。放しません。そこでもうひとつのボールを取り出し、転がして
交換です。
 これからの課題は、一度捕まえたおもちゃを放しても、世界が終わらないことを
(本にはこう表現してありました。)教えること、手まで持ってくること、(でもゲンキは
手の場所がわからない、どうしましょう。)もっとガジガジにたえられ、ゲンキを惹きつけるおもちゃを探すこと。課題の多い遊びです。が、ゲンキの大好きな遊びです。

 最後にひっぱりあいっこ。これは結構得意で、パペットタイプのぬいぐるみで、よく
二人で遊びます。かなり興奮して、ウーウーうなり声を出すことも。この遊びではじめて
そんな声を出せることを知りました。 この遊びは、鼻先に結構大きめのエモノがあるためか、目の見えないゲンキでも上手に簡単にできるあそびのひとつです。もちろん、噛み付く前には オスワリ、マテ。 これからの課題は、噛み付く合図を「イノシシをやっつけろ」
にすることです。これはぬいぐるみがイノシシだからで、決して院長がイノシシ年だからではありません。

 こんな風に書き出してみると、犬とのトレーニングで、具体的な課題(目標)があるというのは、実に楽しいことだと気づきました。(いまさら!!)犬を飼ってらっしゃる皆さんも、ワンちゃんとの共同作業を、いろいろと楽しんでみてくださいね。