虐待を解明する「法獣医学」

今年もあと残り1ヶ月をきりました・・・今シーズンは雪が多いとか・・・寒い・・・ジャッキーです。


最近、猫を虐待した様子を撮影しネット上に動画を投稿するなどして、逮捕される事件が相次ぎました。この数年動物虐待の摘発件数は増え続けています。こうしたなか、動物への殺傷行為などを科学的に分析する「法獣医学」への関心が高まっているそうです。

法獣医学とは、人間で行われる法医学の手法を動物に応用したもので、日本ではまだあまり知られていませんが、米国では獣医学教育のカリキュラムに取り入れられていて、動物虐待事件に関する警察の捜査や裁判において、犯罪行為を立証するのに必要な情報を獣医学的見地から提供しているそうです。


日本でも起きている虐待では遺棄を除くと殺傷、暴行、ネグレストが多く、虐待する場面の動画や目撃証言など明らかな証拠がないケースでは、法獣医学の必要性が高まっていて、法獣医学の知識を持った獣医師が関わる動きが出始めているそうです。


いずれにしても虐待自体がなくならないと・・・ですね (-_-;)