法律

ジャッキーです・・・お盆休みも終わり、夏の暑さもあとひと月ほどでしょうか・・・朝はだいぶ過ごしやすくなったと思います。


世界にはペットショップで動物を売ることを禁止している国や州が沢山あります。そして、そこにはペット動物に子供を無理やり産ませ続ける「パピーミル」などの悪徳業を防ぐという目的もあるようです。
今回、米国アリゾナ州の都市フェニックスで「“ある動物”に限りペットショップでの販売を許可するという画期的な法律が施行されることになったそうです。

“ある動物”とは・・・シェルターで保護された身寄りのない犬たちです。アメリカのいくつかの都市では、パピーミルを廃止させるため保護犬に目をむけ、すでに同様の法律が制定されているようです。
フェニックスはその60番目なのだとか・・・

この法律を制定することによって、多くの保護犬が犬を飼いたいと願う人達に引き取ってもらえるように尽力したというフェニックスの女性議員は「アリゾナ州には家族を必要としている保護犬がたくさんいます。わざわざ他の場所から連れてくる必要はないでしょう」と述べています。


シェルターで生きる孤独な保護犬たちに、希望の光をあてることとなった今回の法律、故意に繁殖させる事もなく他の場所から連れてくることもなく、その土地にいる保護犬を引き取るという良い循環が期待できそうです。


日本でも保護施設の動物たちにもっと目が向くような“動き”が生まれるといいなと思います。
ただ、保護施設から引き取るにも環境や家族構成や飼主の年齢など、いろいろ基準はあるようです。去年犬を亡くされた近所の方は、65歳以上だったので息子さんの同意書が必要と言われたそうです。

でも、ペットショップに行く前に問い合わせてみたり、見に行ってみる価値は十分あるのではないかと思います。