もしものときは?

こんにちは いんちゃんです。
お盆になりましたね〜。

こんな私でも、GWは繁忙期に当たり仕事ばかりになるせいか、お盆とお正月は密かに楽しみにしています(笑)


とはいえ、患者さんにとっては病院が休みというのは不安ですよね〜。

もしもの時のために、お盆の診察時間みさき動物病院時間外診察受付マニュアルを下に書いておきましたので、ご確認ください。

えー、永久保存版です(うそ)


ですがシステム化されているわけはなく、できる限りという「不完全」対応型ですので、その点ご理解くださいね。


ここでひとつ、時間外で最も多い問い合わせの対策について書いておこうと思います。


昨夜も数件ありましたが、時間外の問い合わせで最も多いのは「誤飲・誤食」事故です。


玉ねぎを食べた、チョコを食べた、焼き鳥を串ごと食べた、人間の薬を飲んでしまった、殺虫剤を舐めたかもなどなど。


ただ「誤飲・誤食」の多くの症例は、すぐに「吐かせる」ことで解決します。


「吐かせる」ことは、消化吸収されて中毒を起こす前に、異物が腸などにつまって腸閉塞を起こす前に、体外に出すわけですから、まさに理にかなった対処法なのです。


「吐かせる」方法はいくつかありますが、最も手短な方法をひとつご紹介します。


それは「塩をのませる」方法です。


なめさせるのではありません。お皿に入れて与えるのでもありません。
犬が勝手に喜んで塩をのむわけはないので、これは飼い主さんが「強制的に大量にのませる」のです。
通常嫌がりますが、1さじ、2さじ、3さじ…と強制的に飲ませていくと、身体が「拒絶反応を示して」嘔吐します。

時間があまり経過していなければ(通常60分以内)、これで解決です。
高額な時間外診療費や点滴などは必要ありません。
もちろん状況により、ですが。


ちなみに吐かせていけないときもあります。
?すでに中毒症状が出ているとき(特に意識不明やけいれんなど)→気管誤飲による呼吸障害などの危険性
?強酸、強アルカリ、石油留出物(灯油、ガソリン、ライター油など)など→再度通過させることによっての食道の障害
?鋭利なもの→食道などの障害


吐かせる処置はなるべく早いほうがいいですが、吐かせるべきか心配なときはお問い合わせください。





みさき動物病院 お盆の休診・診察案内です。

8月14日 10時〜13時 16時〜18時
8月15日 休診
8月16日 休診
8月17日 通常時間(10時〜13時 16時〜21時)

診察時間外の診察・相談の受付に関しては、電話での対応となります。
通常の病院の電話番号(0766-24-1232)にかけてください。

院長の携帯に転送され、留守番電話につながります。

ここで必ず留守番電話にメッセージ(お名前、御連絡先、御要件)を残してください。

院長がメッセージを確認次第、折り返し連絡させていただきます。


〈重要〉留守電メッセージのない方には、原則として、折り返しの電話はいたしませんので、ご了承ください。


〈重要〉また最近、登録のない携帯番号からの着信を「拒否」の設定にされている方がおられるようです。ほとんどが携帯からの連絡になりますので、設定変更をお願いします。


なお時間外は100%対応ではありませんので、ご了承ください。