『今年は例年に比べ交通事故が多い』、そんな気がします。
この場で私が言うのはもちろん、ニュースで報道される痛ましい大事故でなく、ペットの話。
入院室にはここ数週にわたり、交通事故の患者が入れ替わり何頭か入院しています。
先週も腹や尻に尿道を再形成しなければならないような、年間何例かしかない手術が続いて入りました。
まあ大きい手術や長期の入院をしても助けられる子はまだいいです。
運ばれてきた時点ですでに心肺停止状態だったり、衝撃が強すぎて治療をしていっても亡くなっていく子だって、少なくありません。
この場でも何度か申し上げましたが、犬も猫も『事故に会うのはほとんど自由に放されている子』です。
逃げないから、帰ってくるから、では交通事故までは防げないのです。
ニュース報道される事故も多いってことは、時期的にか、景気のせいか、世の運転者の注意力が昨今散漫になりやすくなっているのかもしれません。
ペットを守ってあげるのは飼い主さんしかいません。
犬はリードを、猫は室内飼育を基本として考えていただきたいです。
いんちゃんからの、ちょっとお願い（ぼやき？？）でした。
