中谷です
9月に入りましたがまだまだ暑さが厳しいですね。
特に高齢のワンちゃん、猫ちゃんには暑さ寒さはこたえるようです。
うちの1997年生まれの猫もこの夏ついに 自宅での皮下補液デビュー。
慢性腎不全などで毎日の皮下補液が 快適な生活のために必要になってくる高齢の子が多くいます。
毎日通院するのは大変なので、飼い主さんに自宅で皮下補液をしていただくことが多いのですが、
病院だとおとなしくさせてくれる子も 家では嫌がったり、準備をしていると隠れてしまったり、と皆さんいろんな苦労をしながら 家での治療を頑張ってくだっさているようです。
うちの子の場合、病院では多分暴れて無理という判断で、初めから自宅で。(って、私獣医なので当然ですね。)
初めは好物の鰹節を少しずつ娘に与えてもらいながら 私が注射をしていましたが、勘の良いねこはすぐに気づき注射を持っているときはすぐに逃げるように。
抱っこしたり押さえたりしてやってみたら全身で抵抗、けが人続出。そんな力があるならもっと元気になってくれよ・・。
今は、落ち着いて寝ているところをみはからい、心静かに近寄り撫でながら注射。猫が注射に慣れたせいもあるかもしれないですが、うまくいってます。自分の中でのポイントは やはり心静かに。
注射のせいか少し食欲が戻り、夜中の咆哮や徘徊が少し減ったようです。今日は久々のかわいい声で自分からエサのほうに私を誘ってきたので感激しました。
本当は注射シーンの写真を載せたかったのですが、写真を撮る余裕はありませんでした。