痛いシリーズ

かわうそくんです。
こっちゃんさんより引き続き、今回は痛いシリーズ、パート2です。


「口を大きく開けて」と言われて、口を開けてくれるペットはいません。
最近では、犬は歯磨きケア用品も多くあり、麻酔をかけて歯石除去ができることはずいぶん知られるようになりました。
犬は飼い主と距離が近い分、口の汚れや匂いにも気づきやすい。


では猫は?猫で歯石除去?歯磨き?は、あまり聞かないかもしれません。
でも、老猫によくある、食べたいのに食べられない症状、ありませんか?

ご飯の前まで行くけど食べない、よだれが多く口の周りが汚れている、ひどい口臭、フードを噛みにくそうに食べてる、など、口が痛くて食べられない症状が見られたら早めに診察を受けましょう。

ひどい口内炎を起こし、食べれないなら、犬と同様歯を抜かなくてはならないこともあります。


写真のチぃちゃん、歯茎が真っ赤です。
炎症を起こし食べる量がだんだん減っていました。
全身麻酔をかけて、歯を抜きました。これで歯茎の炎症が治まってきたら、ご飯を食べられるようになるはずです。


長生きする猫が増えた分、病気も様々。
日々の観察ができるのは飼い主さんだけ。
何事にも当てはまりますが、早期発見、早期治療が大切です。



来週は祝日もあり、休診日も多くあります。
9/19(月)休診、9/22(木)休診
9/24(土)は獣医師中谷が学会に参加予定のため、休みになっております。
病院が混雑するかもしれません。時間に余裕を持って来院お願いします。
24日の診察時間は10:00〜13:00、16:00〜19:00と短くなっていますので、ご注意ください。