寒くなると多い疾患

けんけんです。
今年も残り1ヵ月半となりました。早いものですね〜(-“-)



寒くなってきたこの頃、診察にくる動物さんたちをみていると、
ワンチャンはからだが痛いなどの関節の疾患、咳が出やすくなる呼吸器系の疾患が目立ちます。



関節の疾患は
寒くなるとあまり運動しなくなり、急に運動をすると筋肉の衰えで関節を痛めてしまったり、無理な体勢で関節や骨などにより負荷がかかって痛めたりします。あとは寒いとあまり動かなくなるので肥満になったり・・・と・・・
予防には、お家のフローリングの床などは滑りにくくするためにカーペットをひいたり、無理な体重をかけないために体重増加しないように気をつけて肥満防止を(T_T)


ネコちゃんは、やっぱり膀胱炎、尿石症などの泌尿器疾患が多いです。


いつもより尿の量が少ない、尿の色が赤っぽい、何度もトイレに出入りしているが尿が出てない、排尿しながら大きな声で鳴く、尿がキラキラ光って見える、などが症状です。
飲水量がいつもより少なくなるのでトイレにいく回数も減ります。
膀胱内に尿がたまる時間が長くなり尿が濃くなって結晶や結石ができたり、細菌感染をおこしやすくなります。

予防としては、『お水をたくさんのませること!』
といってもなかなか難しいので、ドライフードより水分が多い缶詰などのウェットフードに変える、ドライフードを水(お湯)でふやかして与える、いつでもキレイな水を飲めるようにしておくといいですね!


ねこちゃんは飲む水にもこだわりがあるコもいます。ぬるま湯が好き、流れている水が好き、あとは器も好き嫌いがあるみたいです。(;一_一)


ネコさんは難しいなぁ…と我が家のネコを見ても思います。うちのネコは、飲む前に必ず器に手をいれて3回水をかいて、水面の揺れが止まったら周りを水浸しにして飲んでおります(-_-)水面が揺れていると飲みません。。。
自分で手を入れて動かしているんじゃん(=_=)と思いながら、水浸しのところを拭く毎日です(笑)


今週末、15日(土)は院長、スタッフ一部が学会出席のため診察時間が変更となっております。
診察時間:10〜13時/16〜18時までとなっておりますので、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。