★10月4日(土)は午後臨時休診を頂いております。
診察時間は10時〜13時になっております。
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。
こんばんは、いんちゃんです。
秋も深まってまいりました。
診療対象がペットである、われわれ動物病院にとっては、遊びよし、休息よし、そして勉学よしと、一番過ごしやすい季節となります。
上記の臨時休診は、実は私の個人的な私用によるものなのですが、よりよい診療を提供できるようまた勉強も頑張りますので、ご容赦ください。
ちなみに獣医師・中谷の方は来週、23日(祝)と27日(土)28日(日)と2回も東京の学会に勉強に出かけるそうです。
頑張りますねえ。
そのため27日(土)は病院は通常診察ですが、獣医師・中谷は留守になりますのでこちらもご容赦ください。
ここからいつものちょい毒舌ですが…
ここのところ、何人かの同業者から『新しい治療法を一生懸命学んでも、時間や設備等にもお金が掛かるだけで、あまり患者さんのためにもならない気がする』というような声を聞きました。
治療費の問題、飼い主さんの世話等の負担も考えての発言なのだと思います。
確かにこの世には治らない病気は多く、また原因や病名すらはっきりさせることができない病気があるのも事実です。
患者さんによっては、治療そのものをギブアップされる方がおられても何の不思議もありません。
罪の意識に駆られる必要もないと思います。
ただこれを動物病院側があからさまに言ってしまうのはどうかなと。
ま、あくまで私の個人的な意見として聞いていただきたいのですけれども。
一緒にいたい、元気になって欲しい、治ってほしい、可能性にかけたい、こうした声に全力で応えられるだけの技術知識を磨くのは、ある意味われわれ獣医師の義務ではなかろうか。
治療を続ける、諦める、その中間…飼い主さんに選んでいただく選択肢は用意すべきではないだろうか。
僕らが日々行う努力とは、いかにこの選択肢をよりいいものにして集められるか、そのために頑張っているのだと思います。
主治医に『もう治療しても無駄でしょう』『治りません』と言われたとき、その言葉にスッキリ納得がいかなければ、一度是非相談に来てください。
同じことしか言えないかもしれませんが、もう一度一緒に愛犬愛猫のためにできることはないのか考えることは出来ると思います。
もちろん相談はうちでなくてもかまいません。
納得いくまで、あとあと悔いの残らないよう、大切なペットたちのために考えてあげてみてください。
安楽死とかは、最後の最後の手段ですよ。
さてこんなこと書いちゃったからには、今夜はもうちょい頑張るとしましょう!