猫さんって・・・

こんにちは、けんけんです。

先週土曜日、病院が臨時休診をいただき、横浜で行われた学会にいかせていただきました。みなさまにはご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。

3日間セミナーに参加し、改めて思ったこと!
猫ってすごい神経質というか、敏感な動物なんだなってことです(笑)

我が家にもネコはいますが、なんというか、すごく人間っぽいというかネコちゃんらしくありません(笑)

面白かったのは、病気の治療で糖尿病のコの血糖値の変動についての講義で、おとうさまがいると…というお話です(笑)まず…
普段お仕事に行かれてお家にいないはずのお父さんが週末は家にいる・・・
その時のネコちゃんの行動…  父親がいると高血糖になる、父親がいると絶対に吐く、お母さんが旅行などで外出していると尿糖がでる、男性嫌いで男性が来ると隠れるのに、女性の来客にはわざわざ寄っていく…など聞いていると面白いですが、実際は大変ですね。お父さん、家にいれなくなってしまう(笑)もちろん、これはみなさんのネコちゃんにあてはまるわけではございませんので…逆のお父さんが大好きなネコちゃんもたくさんいます(*^_^*)

ネコちゃんは、基本不安だと隠れることが多いですよね。ネコちゃんが家におられる方はよくわかると思いますが、人がくるといつのまにかいなくなって隠れてしまう、キャリーバックをみると、病院にいくことがわかり、逃げる、隠れるなど…本当は診察に行きたいのに逃げて隠れてしまって今日は診察を断念しようという経験をされている方も多いのではないでしょうか?普段ボーっとしている我が家のネコさんもキャリーバック=病院というのを覚えてしまい、珍しく小走りで逃げます。まぁ、すぐつかまりますけどね(笑)
ネコちゃんはワンちゃんに比べて、健康であれば病院にこられる回数というのは少ないと思います。なので、キャリーバック=嫌なところというふうに関連づけて覚えてしまっているわけです。できるだけ病院でネコちゃんが注射などの嫌なことをしたら忘れて帰っていただきたいのですが、これもなかなか難しい…ワンちゃんでしたら処置後のご褒美のおやつで機嫌を直してくれるコもいますが、ネコちゃんは診察台の上ではまず食べません。(我が家のネコは何度も採血してからだをさわられまくれ、シャーと嫌がって怒っていたにも関わらずしっかり診察台の上でレバーをがっつり食べていきました(笑)ホントにネコなのか…(;一_一))

そこで、キャリーバック=嫌なところというのをなくすために日頃からいつも見えるところ(例えば居間とか)にキャリーバックを置いて慣れさせることを始めてください。1度嫌だとわかっているコは時間がかかりますが、はじめにもかいたとおり、ネコは隠れることが好きなので隠れ場所があると落ち着いたりします。キャリーバックの中で好きなおやつをあげたり、ごはんをあげたりしてキャリーバックを嫌なものっていう関連をなくしてあげましょう!
時間はかかりますが、少しでもネコちゃんのストレスを軽減できるように諦めずトライしてみてください!!